台湾は年間を通じて探鳥ができます。ただし月によって顔ぶれが大きく入れ替わります。
入れ替わりの正体は単純です。台湾本島で記録のある鳥のうち、通年いる留鳥は157種しかありません。そこへ冬鳥196種が10月ごろから入り、旅鳥145種が春と秋に通過し、夏鳥22種が初夏に加わります。季節ごとに、島の鳥の顔ぶれが半分近く入れ替わるのです。
| 月 | 何が見られるか |
|---|---|
| 1〜2月 | 冬鳥196種が出そろう。水鳥・ツグミ類・猛禽が揃い、種数を稼ぎやすい |
| 3月 | 冬鳥が残るなか、旅鳥が入り始める。両方が重なる |
| 4〜5月 | 旅鳥145種のピーク。夏鳥も到着し、年間で最も層が厚い |
| 6〜8月 | 夏鳥22種がこの時期だけ。低地は暑いが、高山は涼しく快適 |
| 9〜10月 | 秋の渡り。猛禽の渡りが集中する |
| 11〜12月 | 冬鳥が入り始め、種数が戻ってくる |
台湾の固有種32種はすべて留鳥で、通年ここにいます。 固有種が目当てなら、時期を選ぶ必要はありません。
| こんな方に | おすすめの時期 |
|---|---|
| 種数を稼ぎたい・初めての台湾 | 11月〜2月。冬鳥が揃い、天候も安定しています |
| 1回で幅広く見たい | 3月〜5月。冬鳥・旅鳥・夏鳥が重なる、最も贅沢な時期 |
| 固有種を狙いたい | いつでも。ただし春はさえずりが活発で見つけやすくなります |
| 渡りそのものを見たい | 9月〜10月。猛禽が空を流れていきます |
| 暑さを避けたい | 夏なら高標高の山へ。低地とは別世界です |
「見たい鳥」が決まっている場合は、その種に合わせて時期をご提案します。
冬に多く通うのは田んぼです。台北近郊にはいくつもあり、鳥が集まります。出発は日の出前。着いた頃に空が明るくなり始めます。
カモの顔ぶれは、正直なところ日本と大きく変わりません。コガモもヒドリガモも、日本で見ているものと同じです。
違うのはセイタカシギとソリハシセイタカシギです。どちらも台湾では冬の普通種で、田んぼや水辺でまとまって見られます。ソリハシセイタカシギは、日本では記録の少ない鳥です。
冬は風の強い日があります。防寒に加えて防風、そして脱ぎ着で調整しやすい服装をお勧めします。
春は、行き先がいちばん広がる季節です。冬の田んぼに加えて、山、都市公園、そして離島。どこへ行っても何かが動いています。
渡りの鳥は、いつもの場所に突然現れます。街なかの小さな緑地にも、通過中の鳥が降りることがあります。
離島は渡りの通り道にあたり、本島では見られない鳥が現れます。→ 金門島の探鳥
春でも防寒はあったほうがいいです。とくに山では朝が冷えます。
夏はかなり暑い季節です。低地では朝から厳しさがあります。
この時期に向かうのは澎湖。アジサシを見に行きます。夏鳥は22種と多くありませんが、この時期にしか会えない鳥です。
暑さを避けるなら山です。標高が上がれば涼しく、固有種は通年います。
服装は長袖をお勧めします。虫刺されと日焼けの両方を抑えられます。
秋は、普段のフィールドを回りながら猛禽の渡りを見る季節です。
春の渡りが3月から5月にかけて長く続くのに対し、秋は時期が絞られます。サシバの記録は10月に、アカハラダカは9月に山が来ます。
台湾では同じ日に低地と高山を回ることがあります。
朝の気温は、高山で夏は15〜20℃前後、冬は氷点下になることもあります。低地が30℃近い日でも、山では上着が必要です。
薄手のダウンやフリースを1枚、荷物に入れておいてください。雨具も通年で必要です。
→ 詳しくは 装備と準備
| 時期の目安 | 向いているコース |
|---|---|
| 通年 | 台北 1日(NT$14,800) |
| 固有種を狙うなら | 大雪山 1泊2日(NT$45,050) |
| 本島と違う鳥を見たいなら | 金門島 2泊3日(NT$65,600) |
※ 上記は2名でご参加の場合のお一人あたりの料金です。3名以上は1人あたりの料金が下がります。
※ 宿泊をともなうコース(大雪山・金門島)は平日料金が基準です。土日祝・連休・繁忙期・特別日は別途お見積りとなります。
※ 表示料金の適用期限は2027年12月31日です。
行きたい時期が決まっている場合も、見たい鳥が決まっている場合も、どちらからでもご相談いただけます。